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               第5回 「キャスト」   


    出演者の皆さんは全員ネイティブ関西。イメージの近い吉本のタレントさんにお願いしたところ、なんとそのままGOサインが出た。アフレコ経験のある方が少ないと聞いて、多少不安もあったが、ものともしないいい演技が続き、アテレコもすぐなれて、ピタリと合わせてサクサク進む。

   自然な調子で、アドリブも入れながらこなしてくださった坂田さん。撮影が始まると、フレームなんかどうでも良いじゃないかと思ってしまうような存在感があった島木さん。感情の抑揚が早く自由自在で、スケジュール合わせで休憩もなしに最初から最後まで何時間も立ちっぱなしでアフレコに挑まれたプロフェッショナルな今田さん。神様役も変幻自在な声色でこなしてくださった山口さん。難しい役を作り込んでやってくださった藤井さん。一人、撮影のコスチュームやメイクに長時間かかるも文句言わず、アフレコもぴしゃりとこなしてくれた中條さん。急な依頼にもバッチリとこなして、ヤクザを大きい役にしてくれた西さん。細かい役を沢山こなしてくれた進藤さん、松本さん。二丁拳銃さんもラジオのパーソナリティ役を上手くこなしてもらった。あまり聞こえないのが勿体ない!(後々宣伝関係でもお世話になる)。制作の甥っ子夏生君も出演。

   今回ヒロインになるみょんちゃんヤンちゃん役は、オーディションを開催してプロアマ問わず広く募集されました。顔出しもあるので、声、演技力はもちろん、容姿も! 重要視された中、ぴったりのお二人が選ばれた。気が付けば吉本の、何かとイイドラマに出ている「びっくりか」のたくまさん。青二の前田さんは多少エッチな実写シーンもあるので、「パンチラあるけど」とプロデューサーが言ったところ、「大丈夫です!」と言った根性ありそうなところも決定要因に(勢いでそう答えただけかも)。何事にも映画の為ですからね。申し訳ない。お二人ともアフレコ実写と、ばっちりの出来で大満足です。
   せっかく色んな才能の集まったオーディション。今回みょんヤン役にははまらなかったものの、勿体ないということで、椛田さん、面家さん、山田さん、松本さんにも参加していただく。新鮮な声で幅が広がりました。

   人気タレントさんが多いせいか、アフレコ現場にはいつも見学者が。最後は4℃スタッフを含めてでガヤを録音して終了。アフレコ全般、上手い人が多いので、ARディレクターの大石さんも「スゴイ、スゴイ」を連発していました。
...つづく


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