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  第1回  絵: 湯浅政明


   鯛うまそ…

   タレントさんを撮ってくれたプロの実写撮影班の皆さんの他に、社内に色んな実写素材を撮ってくる人達がいました。主に制作スタッフで、打ち合わせもなしに実写素材使用予定のカットを絵コンテから想像して撮って来ました。僕はあがってきた物を見て、使えそうな絵があるのかどうか見て、もし使えそうになければそこで説明して再び撮ってきてもらいました。
 
   ある者は日がな一日、野鳥園で野鳥を撮ってきたり、ある監督さんはお嬢さんがフーセンガムを膨らませた絵を撮ってきてくれました。何だか妙に凝ってて、たまたま海辺にヒトデがいる絵をコンテに描いていたら、わざわざ粘土でヒトデを作って着彩し、それを浜辺に置いて撮ってきたり、ヒモをたくさん束ねて実写人物がつける髭を作ったりしていました。
(楽しそうじゃないか)

   他にも仕事があって忙しいと思うのですが、いつも2次元で仕事をしている僕らには意外に楽しい作業だったのかも。


さっそくそのお手製ヒトデを使って海辺で撮影


ヒトデ制作中・・・

   
ちょっと見える人間も、社内の人間を撮ったりしているのですが・・・。何というか、ホント人間の顔の情報量というのは大変なもので、どんどん荒らしていっても、まだ日頃見慣れている顔がそこにあると、なかなか・・・恥ずかしくて画面を正視できませんでした。
 


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